パワフルな3歳児! 子どもに公共のマナーをしつける方法

マイナビニュース
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【ママからのご相談】
バスや電車、ファミレスなど子どもを連れて行くのに抵抗があります。
3歳になった息子は多分おとなしくできないと思うので……。
でも、外に出ていかないわけにもいかず、
多分間違いなく大きな声で叱ってしまうと思うのです。
それも迷惑ですよね。最近悩んでいます。

●A. 叱る前に、褒めてみましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

3歳はママにべったりだった赤ちゃんのころとは打って変わり、
だんだん自分で感じたこと、見たもの触れたものをどんどん表現していくパワフルな時期。
自我が出てきて、頼もしい半面、公共の場でこれが出てくるとちょっと大変……。
正直、悩んでしまうのも当然かもしれません。

●3歳からはしつけに悩むことが多くなる

3歳になると、周りの方々とコミュニケーションが取れるようになってきます。
今まで無意識にママが注意していたことに対しても、理解力がついてくるころ。
ルールを守ることもだんだんできるようになっていきます。
だからこそ、親のしつけがとても大切な時期でもあります。

でも、なかなかすんなりとはいかないものです。
公共の場で、親が自宅のように大声を張り上げるわけにもいかず、
といって好き勝手にさせておくわけにもいかず……。

二宮尊徳は、親の心得として、
『かわいくば、5つ教えて3つ褒め、2つ叱って良き人となせ』と言いました。
子どもを叱るときも、ひと呼吸おいて冷静になり、1つ多めに褒めてしつけて、
良い人となるように育てていきましょうということです。
まずは褒め、行為を注意し、頑張って努力したこと、優しい気持ちを褒めるのです。

「○○ちゃんはいい子だからこの前はちゃんとできたよね。
今日もみんなの迷惑だから座席の上に立ってはいけません。
よし、座れたね。よくできました!」

と、褒めることから始めると、子どもは自信を持ちます。
そしてポジティブにもっと学んでいこうと自分で考えるのです。
もちろん、周囲への気配りも忘れずに。

●遊びの中で復習する

しつけたことが本当に身についているの? 
と、わかっているのか不安になることもありますよね。

そんなときは、幼児用のマナー絵本やマナー絵カードなどを使って、
楽しく復習していましょう。
まるで間違い探しのように、「あれ、この子あぶないね」
「ここは、ありがとうだよね」と一緒に楽しんでいることで、注意もしやすくなります。
こうした本は、親も子もハッとさせられることがたくさんあります。

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すぐにはできなくてもいつかはできる! 
前向きでお手本となれる姿勢、叱るときは毅然とした姿を見せることは、
子どもにとってとても大切なことです。
ママが素敵なお手本となってあげてくださいね。
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