妊娠などの検査薬 規制緩和で種類増へ

NHK NEWS WEB
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薬局などで販売される妊娠などの検査薬について、
厚生労働省は規制を緩和し、現在は3種類に限っている
検査薬の種類を増やすことになりました。

検査薬を巡っては、「簡単な検査で誤った判断を招きかねない」などとして、
現在、薬局やインターネットなどでの販売が認められているのは
妊娠検査薬など3種類だけです。
しかし、ことし3月、政府の規制改革会議が
「国民が自分の健康状態を日常的にチェックすれば
病気の重症化を防ぐことができる」として、
市販できる検査薬の種類を増やすよう求めたことから、
厚生労働省は対応を検討していました。
その結果、病気の予防や早期発見につなげようと、
体への負担がない検査薬については規制を緩和することを決めました。
具体的には、排卵日の検査薬や
、尿に含まれる成分から肝機能や腎機能に異常がないかを調べる薬など、
尿などを基に検査する合わせて10種類余りが対象になるということです。
検査薬の種類の増加は平成3年以来ないということで、
早ければ来年度にも新たな検査薬が発売される見通しだということです。
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