出産時間が短くても長くても「痛み」の記憶は同じ

日刊アメーバニュース
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女性の場合、一生のうちで最も痛い経験はやはり出産でしょう。

それでも女性の体は不思議なもので、
出産後しばらくたつとその痛みを忘れてしまいます。

だからこそ、この世界では新しい命が
次から次へと生み出されているわけです。

さてその痛みのメカニズムですが、イスラエルのオープン大学の研究によると
出産の痛みの強さと出産にかかった時間の長さは全く関係がないと明らかになりました。

研究者たちは300人以上の女性たちの出産を観察しました。

また彼女たちに出産した直後、2日後、
そして数ヶ月後に出産の痛みをどれだけ覚えているかをインタビューしました。

その結果出産の痛みを最も強く感じたのは出産前よりも、
出産の真っ最中と赤ちゃんが出てくる直前だったそうです。

出産に何時間かかろうと、たったの数時間でも
その痛みの傾向に変化が現れないため、
辛い痛みと時間の長さは関係がないということが証明されたのでした。

研究者たちは「麻酔を使うと痛みは軽減されるが、時間がかかる。

でも痛みと時間の長さは関係ないとわかったので、
痛みに弱い人は、今後麻酔の使用を推奨したい。」と述べています。
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