仏教保育だけどクリスマス楽しんで ハッピーホリデーに園児大はしゃぎ

福井新聞
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 仏教だけどクリスマス? 仏教保育を行う福井市の聖徳幼稚園は
19日、園児たちにクリスマスの雰囲気を楽しんでもらおうと、
「ハッピーホリデーのつどい」を初めて開いた。
サンタクロースも登場し、園児たちは大はしゃぎで歌、踊りを楽しんだ。

 「ハッピーホリデー」は、英語圏でクリスマスから新年にかけて交わされるあいさつ。
近年の米国では、主に「メリークリスマス」の代わりとして使われ、
キリスト教以外の宗教の人もイベントを楽しめるように配慮されているという。
友人からその話を聞いた北條琢生園長(41)が、園の行事に取り入れた。

 会場の園内ホールにクリスマスツリーが用意され、雰囲気は十分。
園児たちは仏教幼稚園らしく「みほとけ様へのお参り」をした後、
ツリーを囲み、歌や踊りで盛り上がった。

 サンタクロースが登場すると、園児たちは「サンタだ」「なんでいるの」と歓声を上げ、
跳びはねて喜ぶ子も。
一緒に踊ったり、お待ちかねのプレゼントをもらったりしてはしゃいでいた。

 高溝里奈ちゃん(6)は「初めてサンタさんに会えてうれしかった。
髪の毛で目が隠れてて少し怖かったかも」と笑顔を見せていた。
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