県がガイドブック「ぐんま育児男子」作製 妊娠・出産など事前知識を解説

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東京新聞
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 男性の子育てを応援しようと、県はガイドブック「ぐんま育児男子-知っておきたい妊娠・出産の事前知識」を作製した。
 ガイドブックは妊娠、出産、産後、育児、仕事などに分け、イラストや写真を入れて相手の女性への配慮が必要なポイントを端的に解説。出産に立ち会う際には、女性に対して「水分を補給し、小まめに汗を拭いてあげる」ことなどを勧めている。
 オムツ替えは「赤ちゃんがけがをする恐れもあるので、両足を引っ張らない」、ミルクを与える際には「腕を赤ちゃんの首の後ろから回して首を支え、飲み終わったらゲップをさせる」とアドバイスしている。
 「父子手帳」として、赤ちゃんの身長や体重、命名の由来、わが子への思いなどを書き込めるスペースも用意した。
 仕事の面では、いずれも共働きをしている男女二人ずつが、夫婦で育児をどのように分担したかなどの経験を語り合っている。巻末には、家の中で赤ちゃんが思わぬ事故を起こす危険な場所をイラストで示した。
 A5判、三十二ページ。一万八千五百部を刷り、県庁、各市町村の関係窓口、県内の産婦人科や診療所など医療機関に置いている。無料。問い合わせは県こども政策課少子化対策係=電027(897)2725=へ。 (菅原洋)
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