東京新聞様
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二〇一九年四月の待機児童ゼロを目指す目黒区は三十一日、区役所敷地や区立小学校などを活用することで、一七年度までに認可保育所を区内八カ所に整備し、新たに約六百人分の受け皿を確保する計画を発表した。
計画によると、区役所総合庁舎の駐車場や上目黒小の校舎内を活用するなどで、来年四月に四カ所、認可保育所を開園する。そのほか、第四中の跡地などでも保育所開園を予定している。
さらに国有地も活用する方針で、油面（あぶらめん）小に近接する空き地や、旧東京法務局目黒出張所跡地でそれぞれ一八年と二〇年、保育所の開園を計画している。
区によると、区内の待機児童数は一六年四月時点で過去最多の二百九十九人。
国が定める定義で統計に含まれない潜在的な待機児童や、今後区内で出生が見込まれる児童に対応するため、区はさらに保育所の整備を進める方針だ。 （神野光伸）