子どものインフルエンザ・感染症予防、ポイントは「水分」にあり?


WOMAN EXCITE様
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秋の気配が漂ってきました。空気が乾燥すると、気になりはじめるのが風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症。じつは、これらの予防にも「水分補給」が大切だと、ご存知でしょうか。
ヘルスケアの記事にたずさわってきた筆者が、これまでさまざまなドクターに取材するなかで教えていただいた、家族みんなで心がけたい秋冬の感染症予防のヒントをご紹介します。

■秋冬の感染症予防に「水分補給」が役立つ理由
そこで、親としてできるちょっとした心がけが、こまめな水分補給をうながすことです。
風邪やインフルエンザなどのウイルスは、口や鼻の粘膜から侵入することがほとんどです。体の水分量がじゅうぶんでないと、のどや鼻のなかの粘膜が乾いてバリア機能が低下し、ウイルスが入ってきやすい環境になってしまいます。
汗をかくシーズンに比べ、あまりのどがかわかない秋冬はうっかり見過ごしてしまいがちですが、ひんぱんに声をかけてこまめな水分補給を心がけましょう。
■加湿器は、こまめに手入れする
ただし、加湿器は正しくお手入れしていないと、かえってカビや菌などをまき散らしてしまうこともあります。使用前にはきれいに洗い、水を取りかえるたびに加湿器の本体内部をアルコールなどで拭き、フィルターの交換も忘れずに行えると安心です。
これらのお手入れが面倒な場合は、濡らしたタオルを室内に干しておくのもひとつの手です。秋冬もこまめな水分補給と、湿度管理を行いましょう。

感染症の予防には、一般的に「手洗い・うがい・マスク」が基本とされています。これらの対策はもちろん大切ですが、まだ幼い子にとっては、手指のすみずみまできれいに洗えなかったり、マスクをいやがったりと、徹底させるのはなかなかむずかしいことも。
これからの季節、感染症予防などに加湿器を使うご家庭も多いことでしょう。インフルエンザなどのウイルスは、温度も湿度も低い環境下で活発になるといわれており、加湿器などで室内を程よい湿度に保つことは大切です。
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