開園断念の保育園、妨害されたと市を提訴


日テレNEWS24様
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今年9月、東京・武蔵野市で民間の保育所が開園を断念した問題で、保育所の事業者が市議会議員や市の職員に開園を断念させられたとして武蔵野市を相手取り提訴したことが分かった。 
 今年9月、東京・武蔵野市で民間の保育所が開園を断念した問題で、保育所の事業者が市議会議員や市の職員に開園を断念させられたとして武蔵野市を相手取り提訴したことが分かった。

 この問題は武蔵野市吉祥寺東町に来年4月に開園予定だった民間の認可保育所「ましゅまろ保育園」が、住民の同意が得られなかったとして、今年9月に開園を断念していたもの。25日、「ましゅまろ保育園」の事業者の代理人が会見を行い、武蔵野市に約3300万円の損害賠償の支払いを求めて提訴したことを明らかにした。
 「ましゅまろ保育園」側は、市から開園の承認を得ていたにもかかわらず、住民説明会で武蔵野市議会議員に不当に誹謗(ひぼう)中傷されたり、市の担当職員に「認可を下ろさない」などと妨害されたりして、開園の断念を余儀なくされたとしている。その上で、すでに支払っていた建物の設計料や借地の敷金などの損害が生じたと主張している。
 これに対し武蔵野市は、邑上守正市長の名前で「訴状の内容を確認していないため、今後の対応については、訴状の内容を見て考えていきたい」とコメントしている。
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