電通が認定を失効 子育て支援積極的に取り組む企業


NHK NEWS WEB様
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大手広告会社の電通は、社員の子育て支援に積極的に取り組んでいる企業として厚生労働省から受けていた認定について、1日に辞退を申し出て、厚生労働省が承認したことから認定が失効しました。
電通は、社員の子育てなど仕事と家庭の両立に積極的に取り組んでいる企業として、厚生労働省から、くるみんマークという認定を受けていますが、1日に辞退を申し出ました。

電通では新入社員だった女性が去年、過労のため自殺するなどしていて、厚生労働省はこれを承認し、1日付で認定が失効しました。
厚生労働省は「企業の子育て支援の取り組みを促進したい思いでやってきたが、今回の電通の承認失効は残念でならない。真に取り組んでいる企業に対してきちんと認定が出せるような仕組みにしていきたい」とコメントしています。
電通は「今回の一連の事態を重く受け止め、辞退を申し上げました。本件に関しては厳粛に受け止めています」とコメントしています。

くるみんマークに認定された企業は、広告などでくるみんマークを表示して取り組みをアピールできるということで、ことし9月末の時点で全国で2657社が認定されています。

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