猟犬が幼稚園に侵入 園児と園長がかまれてけが


NHK NEWS WEB様
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17日昼前、香川県三豊市の幼稚園の園庭に狩猟用の犬2頭が入り込み、園児と園長がかまれてけがをしました。2頭は近くの山で行われていたイノシシの狩猟中に逃げたということで、警察が、犬が適切に管理されていたか調べています。
17日午前11時40分ごろ、香川県三豊市三野町の市立吉津幼稚園の園庭に狩猟用の犬2頭が入り込み、5歳の園児の男の子が左足をかまれたほか、55歳の園長の女性も手首などをかまれてけがをしました。

2頭の狩猟犬は、いずれも体長が80センチほどで、1頭はまもなく駆けつけた警察官らが捕まえ、もう1頭は3時間後に近くの山で捕獲されたということです。
警察によりますと、2頭は、イノシシの狩猟のため、幼稚園から700メートルほど西に離れた山に放されていたということです。また、幼稚園の周りはフェンスで囲まれていますが、一部の出入り口が開いていたということです。
狩猟をしていた65歳の男性は警察に対し、「狩猟用の犬として訓練しているので、放しても戻って来るはずだと思った」と話しているということです。警察が、犬が適切に管理されていたか調べています。
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