相模原市 障害者施設や保育園の防犯対策に助成へ


NHK NEWS WEB様
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相模原市は、知的障害者施設で起きた殺傷事件を受けて市内の障害者施設や保育園などの防犯対策を進めることになり、必要な費用を盛り込んだ補正予算案を市議会に提案しました。
ことし7月、相模原市の知的障害者施設で、19人が死亡、27人が重軽傷を負った事件を受けて、各地の施設では不審者の侵入に備えて防犯カメラを設置するなどの対策を取り始めています。

相模原市は、再発防止策の一環としてこうした施設の取り組みに対し、費用の一部を助成する方針を決めました。
具体的には、市内にある障害者支援施設や、老人ホーム、それに保育園などを対象に、防犯カメラや緊急通報装置の設置にかかる費用の2分の1から3分の2を助成するということです。
相模原市は、今年度はおよそ200か所での実施を見込んでいて、必要な費用としておよそ1億円を盛り込んだ補正予算案を市議会に提案しました。
相模原市の加山俊夫市長は「事件で不安を感じている人も多いので、できるかぎり早く実施できるように取り組んでいきたい」としています。
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