親は知っておきたい!子どもに多い扁桃炎の治療法と予防法


exciteニュース様
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子どもの体は、私たち大人と比べるとまだまだ未熟です。免疫力も低いです。そんな子どもの体を守ってくれるのが、扁桃腺です。そして、この扁桃腺が腫れて炎症が起こってしまうことを扁桃炎といいます。扁桃炎にかかってしまうと、高熱が出てとてもしんどいというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?扁桃炎について、詳しく紹介したいと思います。

■ 扁桃炎とは?
扁桃炎は、子どもの病気といってもいいほど子どもに多い病気です。扁桃腺は喉にありますが、この扁桃腺が体に侵入してくる細菌やウイルスから体を守ってくれています。扁桃炎にかかると、まず、38度以上の高熱が出ます。40度になる場合もあります。熱が高いので、体がだるくなったり頭が痛くなる子どももいます。扁桃腺は喉にあるので、扁桃炎になると喉が激しく痛みます。喉が痛いために食欲がなくなってしまう場合もありますので、水分だけでもしっかりと摂るようにしましょう。熱が高いときは、脱水症状になりやすくなっています。
■ 扁桃炎の原因は?
扁桃炎の原因は、喉の粘膜にいる菌です。代表的なものは、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などです。これらの菌は健康なときでも常に喉の粘膜にいて、常在菌とよばれます。
■ 扁桃炎の治療法は?
扁桃炎になってしまった場合は、まず病院を受診しましょう。自然に治るのを待っていると慢性扁桃炎になってしまい、扁桃炎を何度も繰り返すようになってしまいます。病院できちんと抗生剤を処方してもらいましょう。抗生剤は、扁桃炎の原因となっている細菌を退治するための薬です。決められた期間きちんと飲むようにしましょう。また、医師の判断によっては、抗生剤の内服ではなく、点滴をする場合があります。喉の痛みが激しい場合には、うがい薬や喉の炎症を抑える薬が処方されます。マスクをして喉を乾燥させないようにしたり、室内の湿度が50%以下にならないように注意します。乾燥すると喉の痛みが増します。喉が痛くて食べ物を食べることができないときには、アイスやゼリー、ヨーグルトなど喉越しの良いものを食べましょう。■ 扁桃炎の予防法は?
うがい手洗いを習慣化しましょう。外から帰ったときや食事の前などはきちんと行いましょう。子どもの場合は、お母さんなど周りにいる大人が促してあげるといいですよ。
■ まわりの大人がしっかりと
扁桃炎は、まわりの大人の正しい知識が必要です。安易に考えず、きちんと病院へ連れて行くこと、そして薬をしっかり飲ませることに心がけましょう。

これらの常在菌が扁桃炎の原因となります。疲れがたまったり風邪をひいたりしているときは、これらの常在菌が増殖しやすくなり、扁桃炎になってしまいます。

規則正しい生活をし、免疫力を高めておくということも大切です。ストレスがたまると免疫力が低下しますので、ストレスを発散できる場を作ることや、ストレスをため込ませないようにしましょう。

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