2016/12/14

平塚市 保育士確保を支援 転居費貸し付け検討 来年度から /神奈川


毎日新聞様
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 平塚市は民間保育園の保育士確保のため、県内他市町村や県外から転居して平塚市の民間保育園で勤務する保育士に、転居準備金のような貸し付け制度を来年度から導入する検討を始めた。数年間勤務した場合は返済免除も視野に置く。保育園の最優先課題である保育士確保を市が積極的に支援する。
     同市の民間保育園は32園で保育士は約540人。保育士は早朝や夜間の勤務があるため、自宅から近くの勤務を希望する人が多い。同市は路線バスの発着が多い主要駅がJR平塚駅だけで、駅から勤務地までの距離が遠いため、勤務を敬遠する人もいるとみられる。このため、同市に転居を希望する保育士に転居準備金を市が貸し付け、自宅近くから勤務してもらうことで保育士の確保を図る。
     同市は2年連続で4月の待機児童ゼロが続くが、4月以降も待機児童をなくすためには保育士の確保が重要となる。これまでの施設整備で床面積などは十分に確保される見込みで、今後は保育の質の向上のために保育士の安定的な確保や増員に主眼を置く。民間保育園側も「遠くに居住している保育士に平塚市での勤務を呼びかけやすい」と新制度に期待している。
     定住促進のために同市で数年間勤務すれば貸付金の返済免除も行う予定。免除が全額か一部になるかは今後詰める。市保育課は「貸し付ける金額など詳細は決まっていないが、この制度で多くの保育士が集まれば、保育の質も就労環境も良くなる」と話す。【渡辺明博】

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