能見が保育所訪問 80万円分の玩具などを寄贈


デイリースポーツオンライン様
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阪神・能見篤史投手が13日、西宮市内の学文殿保育所を訪問し、玩具の贈呈を行った。今季は8勝だったため、80万円分の玩具として特製のストラックアウトを西宮市内の施設に45個、豊岡市内の施設に21個の計66個を寄贈する形となった。
 「こうやって触れ合う機会もないですし、幼稚園も保育所もいろいろな物が不足してると営業さんからも聞きまして、そういうもので何か役立てればというのがあるので。阪神タイガースを知ってる子供も多くてうれしいですね」
 この日は午前中から同所を訪れると、自身のユニホームを着用しながら約30分、子供たちと触れ合った。「サンタではないですけど、このおもちゃで楽しんでもらえたら」とプレゼントしたストラックアウトで実際に投球の見本を見せる場面も。最後は子供たちの歌の大合唱を聞き、笑顔を見せていた。
 能見は、14年から1勝につき10万円分の玩具を、甲子園のある西宮市と出身地である豊岡市の児童施設に送る活動を開始。「1軍で投げるにあたって、何か社会貢献できないかなというのがあって、営業さんと相談していて。こういうことは続けられたらいい」。実際に幼稚園などからアンケートをとった上で、毎年プレゼントを変え、できる限り要望に応えている。
 「僕が活躍すればするほど、おもちゃの額も増える。一つのモチベーションとしてがんばりたい。子供たちも応援してくれるので、そういうのも裏切らないように」。来季で38歳。多くの夢を背負って、甲子園のマウンドに立つ。
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