宇都宮市は3月から、保育園などで急に体調不良となった子どもを保護者に代わって病児保育施設に連れて行く無料送迎サービスを新たに実施する。仕事などを急に休みにくい保護者の負担軽減に加え、体調不良の児童への迅速な対応が目的。全国では東京都板橋区や富山市などが実施しているが、市によると県内市町では初めてという。
 送迎サービスは国の補助制度事業として実施し、国と県、市がそれぞれ3分の1を負担する。宇都宮市は2017年度当初予算案に2500万円を計上している。
 市内には6カ所の病児保育施設があり、3月から送迎サービスを実施するのは宇都宮東病院病児保育室(平出町、定員4人)と済生会宇都宮病院病児保育施設(竹林町、12人)、病児保育かいつぶり(徳次郎町、5人)の3カ所。送迎費用は無料だが、病児保育の利用料は1日2500円かかる。保育園などに通う市内在住の0歳~5歳児が対象で、各施設とも月10件程度の送迎利用を想定している。送迎サービスの利用には希望する施設への事前登録が必要。