幼稚園送迎バス位置情報、LINEで通知



岐阜新聞web
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 無料通話アプリのLINE(ライン)を使った路線バスや送迎バスなど向けの位置情報通知システム「モークル」を開発した恵那バッテリー電装(岐阜県中津川市茄子川)は、同システムを名古屋市などの幼稚園の送迎バスに導入した。夏休み明けの9月から本格的な運用を始める。送迎バスの現在位置を発信することで、保護者の負担を軽減させたい考え。
 導入するのは、名古屋市と岡崎市の私立幼稚園。モークルは、利用者の問い合わせに自動でメッセージを返信するLINEの「チャットボット」機能(LINE BOT)を活用。幼稚園などバス運行者が開設するLINEのトーク画面で、熊のキャラクターの「今どこ?」をタップするとバスの現在位置や時速、進行方向が自動返信され、メッセージをタップすると詳細な地図が表示される。
 バスの車内に通信機能を内蔵したドライブレコーダーを搭載しており、通信機を通して15秒ごとに現在位置の情報が更新される。既存のアプリを活用することで開発費が抑えられ、機材などの初期費用9万円と月額5千円のサービス利用料で導入できるという。
 幼稚園の送迎バスなどでは、到着までの時間が分かりにくく利用者が不安に感じることも多いため、同システムを開発した。
 今年1月から、中津川市坂下を走る市のコミュニティバスで実証実験を開始。県内では幼稚園をはじめ、送迎バスを運行する自動車学校、路線バス会社などからの引き合いがあるという。
 山口功司社長(47)は「将来的には人工知能(AI)も活用し、到着予想時刻を表示するなどいろいろなサービスを加えたい」と話している。

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