子どもたちが拳四朗に勝利!? 城陽市 芽生え幼稚園 「親と子の集い」

プロレスラーのイラスト
洛南タイムズ様
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父の日を翌日に控えた16日、親子二人三脚でWBC世界ライトフライ級王者まで駆け上がった拳四朗(26)=本名・寺地拳四朗、BMB(宇治市宇治里尻)=が、城陽市鴻ノ巣山運動公園(寺田奥山)の体育館に訪れ、自身が通っていた幼稚園の園児たちと触れ合った。【鹿野達郎】

 芽生え幼稚園(西岡京子園長、園児96人、城陽市寺田大谷)が毎年、父の日を前に開いている伝統行事「親と子の集い」の一環。簡単な運動や体操、競技を通じて親子の触れ合いや、他の保護者、園児との交流を深めることを目的に開催している。
 この日は84組の親子が参加。体操「エビカニクス」や「ころがしドッチ」、「大縄跳び」などを親子で楽しんだ後、サプライズで拳四朗が応援に駆け付けた。
 西岡園長が「サプライズゲストを呼んでいます」と参加者たちに呼び掛けたあと、会場に「北斗の拳」の主題歌「愛をとりもどせ!!」が流れると、参加者たちは「もしかして」とざわざわし始めた。すると拳四朗がいつもの笑顔で登場。ほとんどの保護者が素早くスマートフォンを取り出し、拳四朗をカメラに収めていた。
 拳四朗は「19年前にお世話になった幼稚園に、このような形で再びお世話になるなんて思いもよらなかった」と笑顔を見せ、「今日は皆さん楽しみましょう」と話した。
 参加者たちは拳四朗と「じゃんけんゲーム」を実施。グー、チョキ、パーのエリアに移動した参加者たちに、パネルを出して勝敗を競い、拳四朗に見事勝利した子どもたちはジャンプして大喜びしていた。
 勝ち抜いた人から先に、拳四朗からプレゼントが手渡された。プレゼントは同園がこの日のために拳四朗のサイン色紙を120枚、拳四朗と同じく関西大学出身の田中豊さん(55)=宇治市=が城陽酒造とコラボして制作した「拳四朗」のラベル付き梅酒120本、アンパンマンジュース人数分を用意した。
 拳四朗は全ての参加者家族に直接プレゼントを手渡した。その都度記念撮影に応じ、終始笑顔で園児たちと接していた。最後に参加者たちを前に「次もKO勝ちします」と宣言し、会場を後にした。

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