花も葉も味わう 長居植物園、ハスまつりにぎわう

葉っぱの傘をさすぴょこのイラスト
大阪日日新聞さま
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 ハスの見頃を迎えた長居植物園(大阪市東住吉区)で15、16の両日、恒例の「ハスまつり」が行われた。ハスの茎を使ってジュースや酒を飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」コーナーもあり、多くの来園者でにぎわった。

 「象鼻杯」は大きなハスの葉の中央に少し穴を開けて、長い茎をストローのようにして飲み物を楽しむ。定員200人分が早々に売り切れる人気ぶりで、来園者はワイン、日本酒、オレンジジュース、グレープジュースの中から好きな飲み物を選び、“ひと味違った”飲み物を味わっていた。

 毎年、ハスを撮影に来ているという阿倍野区の林由佳子さんは象鼻杯で赤ワインをゴクリ。「普通にグラスで飲むより爽やかな感じがします」と笑顔を見せていた。

 同園では大池にハスを展示しており、開花時期に合わせて7日から午前7時半の早朝開園を行っている(16日まで)。今年は大雨の影響もあり、花数は少なめだが、同園によると7月いっぱいは気高い花を楽しめるという。

 同園の森田好則園長は「1万本のひまわりは8月上旬に見ごろ予定。子ども向けのウオーターガーデンをはじめ、涼んでもらえる場所を用意しているので、暑いですが来園してほしい」と呼び掛けている。

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