太平洋戦争末期、保育所の疎開先開拓に奔走する保母たちのストーリー。映画『あの日のオルガン』

映画を見ている人のイラスト(女性)
地球の歩きかた 様
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第二次世界大戦末期に東京都品川区戸越の保育士たちが、園児たち53人を連れて集団で疎開したいわゆる「疎開保育園」の事実はあまり知られていません。小学3年生以上の学童疎開は誰もが知っていますが、自力で避難出来ない園児たちは、日に日に空爆が激しくなる東京で命の危険に晒されていました。東京大空襲で10万人以上の人々が犠牲になった際にも、多くの幼い子供達が命を失いました。「子供たちの命を守る」という執念につき動かされ、園児たちの命を守り育てた保育士たちの真実の物語『あの日のオルガン』は、2019年2月22日(金)より全国ロードショー。




しっかり者の怒れる乙女、楓を演じる戸田恵梨香さん
太平洋戦争末期、迫りくる空襲から防空壕に避難する生活が続く1944年。東京・品川区の戸越保育所の主任保母・板倉楓(戸田恵梨香)は園児たちの疎開を模索していた。一方、親たちは子どもを手放すことに反発。別の保育所・愛育隣保館の主任保母(夏川結衣)の助けもありなんとか親たちを説得するが、戸越保育所の所長(田中直樹)がようやく見つけてきた疎開先は埼玉の荒れ寺。そして、親から離れた幼い子どもたちとの生活は問題が山積みだった。


それでも保母たちや疎開先の世話役(橋爪功)は子どもたちと向き合い、みっちゃん先生(大原櫻子)はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。しかし、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。

というストーリーです。

53人の子どもたちを守るため、東京から埼玉県桶川市へ疎開させるという、大きな決断と行動に出た保母たち。昭和から平成、そして新しい時代へ語り継ぎたい真実の物語『あの日のオルガン』に、是非ご注目ください。

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