【宮城】原発PR用スペース、子育て支援に衣替え 東北電が開設


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東北電力は仙台市青葉区の電力ビル1階にある
グリーンプラザに、子育て支援スペースをオープンさせた。
東日本大震災後に閉鎖した原発など
エネルギー学習用の空間を活用。
絵本や育児書など約250冊を用意し、
親子で読書などを楽しめるようにした。
福島第1原発事故で原発の安全性に対する疑問の声が高まる中、
原発のPRを控え、社会貢献姿勢を柔らかくアピールする。
子育て支援スペースの名称は「マカプゥスクエア」で
広さ約90平方メートル。
マカプゥは、「南の島の飛べない鳥の子ども」をモデルにした
東北電のマスコットキャラクター。
壁にはマカプゥと父、母、妹の家族4羽のイラストを描いた。
書棚に並ぶ絵本は、青森県三戸町出身の
馬場のぼるさんをはじめ、
東北ゆかりの作家や東北をテーマとした作品などを集めた。
料理や子育てなど母親向けの本、
東北の歴史や観光に関する本もそろえた。
スペースは2009年から、原発の安全性や
地球温暖化問題などを学べる「エネルギークエスト」として
利用されてきたが、震災後は閉鎖されていた。
東北電は「国のエネルギー政策見直しの議論が続いている」
と判断し、従来の内容に戻すのではなく、
子育て支援のための施設に変更して利用を再開することにした。
同社は「家族や母親同士のコミュニケーションの場として、
気軽に利用してほしい」と話している。
開館時間は午前10時~午後6時。入場無料。月曜休館。
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