2018/07/13

病児保育などに使って 多子世帯支援でクーポン配布 秋田市

クーポン券のイラスト
秋田魁新報さま
------------------------------------------------------------------------------------------------

秋田市は先月から、第3子以降の未就学児がいる世帯を対象に、子育てタクシーの利用料や市営レジャー施設の入場料などに使える「多子世帯サポートクーポン」の配布を始めた。来年3月末まで1万5千円分のサービスを受けることができる。市は「子育て世帯の負担を軽減し、新たに子どもをもうけようと思ってもらえる環境を整えたい」としている。

市子ども未来センターによると、多子世帯クーポンは30枚セットで、指定する7種類のプランに1枚500円分のサービスを受けられる。発行対象は、今年4月2日以降に第3子以降の子どもが誕生し、その子どもが保育所や幼稚園を利用していない世帯。同市東通の秋田拠点センター・アルヴェ内の市子ども未来センターか、市役所内の市子ども育成課で申請すれば入手できる。

------------------------------------------------------------------------------------------------

<放射能と闘う保育者たち 原町聖愛こども園の7年>(4)根拠/情報公開で信頼築く

福島第一原発のイラスト(事故後)
江北新報
------------------------------------------------------------------------------------------------

東京電力福島第1原発から24.5キロ地点にある原町聖愛こども園(南相馬市)。2011年10月に現地で保育を再開後、1日も欠かさずに駐車場、玄関、各保育室の空間放射線量を測り続けている。

<専門家 調査協力>
 放射能をむやみに怖がらず科学的データをきちんと集めて、安全であることに根拠を持つ。「全ては保護者に、外遊びも含めて自分たちの保育を納得してもらうため」。遠藤美保子園長(66)は言う。
 保育再開直前の11年9月、駐車場の空間放射線量は平均0.45マイクロシーベルトあったが、14年3月には0.12マイクロシーベルト、現在は0.06~0.08マイクロシーベルトの範囲で推移する。
 専門家の力も借りた。遠藤園長は、支援を通じて知り合った放射能の研究者に園庭の調査を依頼した。「放射能は目に見えない。除染しても不安は消えなかったが、科学者が分析して『大丈夫』と結論を出した。園庭は安全だと確信を得ることができた」
 今年5月、園の近くにある河川敷で4、5歳児に川遊びをさせる計画があった。職員がその河川敷で地域住民が遊んでいるのを見て「安全」と思ったからだ。しかし、実際に空間放射線量を測ってみると0.452マイクロシーベルトと高い数値が出た。
 遠藤園長は「しっかり線量を測って自分たちの目で確認しないといけないと、改めて職員全員と再確認した。保護者に説明がつかないことはしてはいけない」と話す。河川敷での川遊びは取りやめ、空間放射線量の低い別の場所を探して、川遊びを実現させた。

<苦い記憶教訓に>
 園の保育情報は、空間放射線量の数値も含めて積極的に保護者に公開する。遠藤園長には苦い記憶がある。
 保育再開後間もなく、原発事故以前に採った松ぼっくりを使って、ペンダント作りをした。ある子どもが、迎えにきた母親に作品を誇らしげに見せると、母親は「どこの松ぼっくりなの」と怒ったという。子どもは驚いて泣きだした。
 保育者が「事故前に採ったものだから安心して」と説明したが、しばらくぎくしゃくした関係が続いた。
 14年にも、山梨県から支援物資で届いた松ぼっくりで作品作りをしたとき、「どこのものを使っているのか」と聞いた母親がいた。
 遠藤園長は「保護者は心配で心がいっぱい。その気持ちはよく分かる。信頼関係が崩れると、取り戻すには時間がかかる。丁寧に情報を提供していく必要があると肝に銘じた」と話す。

<自分たちの目で>
 12年度に外遊びを解禁するとき、14年度に時間を延長するとき、15年度に時間制限を撤廃するときと、その都度、保護者総会を開いた。毎日測ってきた空間放射線量のデータや専門家の見解など根拠を示して説明し、全員の了解を得た。
 園庭の除染や環境整備にも積極的に参加してもらい、自分たちの目で「大丈夫」と実感してもらった。
 「最終的に決めるのは親。1人の不安も置き去りにしない」と遠藤園長。保護者との厚い信頼関係が、非日常の保育にはなおさら必要不可欠だと学んだ。

------------------------------------------------------------------------------------------------

「神戸で保育士になって」 市長が大学生に呼びかけ 甲南女子大で 反応

幼稚園の散歩のイラスト
産経WEST
------------------------------------------------------------------------------------------------

大学生に保育士として働く魅力をアピールしようと、神戸市の久元喜造市長が同市東灘区の甲南女子大で講演した。久元市長は総合子ども学科の学生ら約160人を前に30分間、市の支援制度などを説明。「ぜひ神戸で保育士や幼稚園の先生になってもらいたい」と呼びかけた。

 市によると、今年4月1日時点の待機児童数は昨年(93人)を大きく上回る332人。市は民間保育所の整備などで定員拡大を図るが、一方で保育士の確保が急務となっており、市長が自ら対策に乗り出した。

 講演では、市内の共働き家庭が全国水準まで増え、保育所ニーズが高まっていることを説明。民間施設の保育士に対しては、採用から7年間で最大140万円の一時金や5年間の家賃補助などの支援を実施していることを紹介し、「待遇の改善に取り組んできた」と述べた。

 同大2年の上本彩加さん(19)は「保育士は給料が少ないと聞いて迷っていたが、目指したい気持ちが少し強くなった」と話した。

------------------------------------------------------------------------------------------------

「今後27.9万人の保育の受け皿が必要」政府が幼児教育無償化の前にすべきこと

保父さんと子供のイラスト
ビヨンド様
------------------------------------------------------------------------------------------------

野村総合研究所は6月26日、全国の未就学児を持つ女性4,088名に対して、保育に関する調査を実施した。これによると現状保育の利用希望があるのに利用できていない子どもは、全国で34.8万人と推計され、政府の女性就業率目標を達成するためには、あらたに27.9万人の保育の受け皿が必要だという。

ビヨンド(Beyond)編集部 安住 久美子

「今後27.9万人の保育の受け皿が必要」政府が幼児教育無償化の前にすべきこと
いまだ解消されない待機児童問題

2018年5月、政府は幼児教育・保育の無償化について当初の予定より早く、2019年10月に前倒しする方針を発表した。消費税引き上げに合わせて、少しでも反発をおさえたい考えだ。

しかし、その一方で、待機児童問題は解消されておらず、育児休暇から復帰できない、仕事を探したくてもはじめられないという親は多い。厚労省の発表によると、平成29年4月1日時点で26,081人だった待機児童数は、10月1日には55,433人と増加。平成28年10月1日時点と比較すると、7,695人増加している。

少子高齢化による労働力不足。だからこそ女性も含め「一億総活躍社会」を目指すという政府の理想は、具体的な対策まで手が届ききっていない。

今働く親たちが本当に求めているものは、一体なのか。野村総合研究所が6月26に公表した、「保育サービスに関するアンケート調査」の結果から考えていきたい。

同調査は、全国の未就学児を持つ女性4,088名を対象にインターネット調査で行われ、回収サンプル数は3,688名。さらに子どもが4月から保育を希望していたにも関わらず利用できなかった女性400人に対し、追加調査を行った結果をまとめたものである。

居住地域別、子どもの年齢別、母親の就労有無別に一定の回答数を集めたうえで、集計の際は平成27年国勢調査における人口構成比をもとにウェイトバック集計を行ったという。この方法は「政府が定めている女性就業率目標を達成するため、どの程度の受け皿が必要か」という推計を出すためである。

保育施設の利用を希望するができていない子どもは、全国で34.8万人
調査から推計された結果は、以下のとおりである。

●今年4月から保育施設の利用希望があったのにできていない子どもは全国で34.8万人
●利用できていない子どもの5割以上が、申し込みしたが入園できなかった
●利用できていない子どもの約4割が、希望はあるが実際には申し込みをしていない
●利用申し込みをしなかった親の7割は、自治体窓口や保育所など、なんらかの保活を行った
●政府が定める女性の就業率目標達成には、あと27.9万人分の受け皿が必要

政府が発表している、2022年度末までの女性就業率の最新目標は80%。さらに厚労省が2017年6月に発表した「子育て安心プラン」によると、2022年度末までに新たに32万人が保育を必要とする。このことから、推計で27.9万人が保育が必要になるという結論に至ったという。

出典:厚労省「子育て安心プラン」より

保育施設に入れるならば「もう一人」生みたい8割
子どもが1人の母親で、保育園問題が解消されればもう一人子どもを持ちたいと考えている母親は8割に上るという。保育施設整備は、出生率の上昇にも重要な手段であるといえるだろう。

同研究所は、以下のようにまとめている。

今後、2022年度末に保育の受け皿充足が実現することで、その後の出生率が1.65(国立社会保障・人口問題研究所による人口推計の出生高位の場合の仮定値)まで徐々に上昇したと仮定すると、2023年度以降、少なくとも15年間は、保育需要が2022年度末と同規模で維持されると推計された。

また、59.9万人分(「子育て安心プラン」による32万人分を含む)の保育の受け皿追加整備による全体の経済効果は3.8兆円程度になる可能性がある。

働き方改革と同列に考えるべき「保育改革」
7割の人が保活を行っているものの4割が利用申し込みをしていない。そこに一種の諦めともとれる心理がある。筆者も同じく未就学児をもつ親であるが、「働きたいけどどうせ保育園には入れない」という声はよく耳にする。現状の保育制度では、フルタイム勤務でなければポイントをとれないという話もある。

働き方改革により、時短、テレワーク、フリーランスなど多様な働き方を推奨する政府方針に反し、保育改革はいまだ進んでいない。

働きたい時に子どもを安心して預けられる環境づくりは、働く女性たちにとって切実な問題だ。どの対策が先かという話ではない。少子高齢化、待機児童問題、そして労働力不足。すべてが同時に進行しており、同じスピードで対策をとらなくてはならないのである。

------------------------------------------------------------------------------------------------

2018/07/11

市井紗耶香、病児保育を初利用「ピリッとした気持ちにさせられます」

手足口病のイラスト
@niftyニュースさま
------------------------------------------------------------------------------------------------

タレントの市井紗耶香が11日に自身のアメブロを更新。初めて病児保育を利用したことを報告した。

市井はブログで「数日前三女が突然の高熱にうなされまして 初めて【病児保育】 にお世話になりました」と報告。現在は回復して通常保育に戻ったというが、これまで子どもが体調を崩した後で預け先を探したことはなかったといい、「「どうしても休めないお仕事の時、こうすれば良いのね!」と、とっても参考になりました」と感想を述べた。

市井は保育園が決まった時点で病児保育の登録を済ませており、その際に預け先のリストを手にしていたというが「新たに用意せねばならないものだったり 迎えに遅れるとペナルティがつくとの注意喚起があったり」「親がピリッとした気持ちにさせられます」とコメント。

何より体調の悪いなか、通いなれた保育園から別の場所に預けられる娘を心配するも、「先生方も優しく迎い入れてくださって安心して仕事へ行けました」(原文ママ)と感謝をつづった。

ブログの最後で「子供は急に体調も崩しやすいから いざと言う時、頼れるシステムを知ってうまく活用することが大切なんだと娘に教えてもらえた日でした」と自身にとっても勉強の機会になったことをつづり、締めくくった。

------------------------------------------------------------------------------------------------

市長会、保育無償化の半年延期を 「準備に相当な時間」

政治家の男の子のイラスト(将来の夢)
スプートニクさま
------------------------------------------------------------------------------------------------

政府が2019年10月からの実施を目指す幼児教育・保育の無償化に関し、全国市長会は10日、「20年4月からの実施が望ましい」と半年間の延期を求める緊急アピールを発表した。保護者への周知やシステム改修など、円滑な実施に向けて準備に相当な時間がかかるためとしている。今後、政府に働き掛ける。

スプートニク日本

アピールは「無償化は、現場の意見を踏まえて実現することが重要だ」と強調。実施時期の変更のほか、無償化に対応するための人件費やシステム改修費への財政支援を求めた。

アピールは東京都内で開いた会合で採択した。

------------------------------------------------------------------------------------------------

保育園休園につきママアナウンサーが子連れでラジオ生出演!世のママたちの反応はいかに #ママたちの働き方を考える

DJのイラスト(CD・女性)
ママスタセレクトさま
------------------------------------------------------------------------------------------------

2018年7月初旬、西日本は平成に入って最悪の豪雨災害に見舞われました。今回は、7月6日に放送されたABCラジオで起こったひとつの「出来事」についてご紹介していきます。

主役は、朝日放送テレビ(ABC)の喜多ゆかりアナウンサー。1歳のお嬢さんをいつも預けている保育園が、豪雨のために保育士さんが出勤できず、休園となってしまいます。ABCがあるのは大阪。喜多アナウンサーは埼玉県に住む実母を呼びよせようとしますが、これまた豪雨による交通の乱れが原因となって断念せざるを得なくなりました。ABCの社員である喜多アナウンサーのご主人は打ち合わせのため、お嬢さんの面倒をみることはできません。そのとき喜多アナウンサーの取った行動とは……?

「ラジオから赤ちゃんの声がする!」リスナーからは現場の対応に称賛の声
喜多アナウンサーに残された道は、仕事を休むか、子連れで出勤するかでした。喜多アナウンサーは子連れでの出勤を選びます。しかし、子どもの面倒を見てくれるあてがあったわけではなかったようです。恐る恐る職場であるラジオのスタジオに子どもを連れて行ったところ、番組に名を冠する三代澤康司アナウンサーは、快く「ふたり」を迎え入れたとのこと。とくに事情を聴くこともなかったそうです。

ラジオを聞いたリスナーからは、「素晴らしい」「英断!」との声が相次いだとのことでした。

一見、美談に見えるけど……ママたちはこの「出来事」をこう見た!
とてもいい話に聞こえますね。ワーキングマザーを職場全体が、あるいは上司が支える姿勢は世の中に、「働くママを支える」形を示した、ともいえます。

ただ、ママたちからはいろいろな見方が出ました。

『美談になっているけど、これは超特殊なケースだし、これが良いとされたらこんな状況でも出なきゃいけないのか~って考えてしまう。喜多アナも三代澤さんも好きだし、雰囲気はすごくよかったんだろうなとは思うけどね!』

『うちは保育園休みなら仕事休めるよ。1歳をわざわざ連れてこなくても、と思った』

そもそも電車が不通となり、保育園も休園となるような状況で出勤しなければいけないのか、と疑問を呈するコメントがありました。そして情報を伝える責務を負う「アナウンサー」であることや「ラジオ」であることの特殊性に触れているママもいました。現に喜多アナウンサーのご主人は同じ会社の社員でありながら打ち合わせのため、子どもの面倒をみることができなかったとのことでした。出勤しなければいけなかったのか、という疑問については、もちろん喜多アナウンサーと会社の判断にゆだねられるところでしょう。喜多アナウンサーの判断については、

『あの状況で自分が休むことより子連れでも出勤しなくちゃ! というのが喜多アナらしいよね。三代澤さんもそんな喜多アナの性格をわかっての対応だよね。ラジオいつも以上にホッコリしていましたよ』

『職場の環境とその人の仕事ぶりや人柄、人望によるよね』

とのコメントが。つまり、今回の喜多アナウンサーの子連れ出勤とラジオ出演については、ひとえに喜多アナウンサーと三代澤アナウンサーの人望や仕事ぶり、周囲のスタッフの方々の人柄に成功した要因がある、といえそうです。一般の会社に勤めるママたちが同じように子連れ出勤できるかどうかは……少々無理があるかもしれません。

「子連れ出勤」できる職場は恵まれている?ゆくゆくは当たり前になる?
とはいえ昨今の待機児童問題のあおりを受け、育児休業を終えても保育園に入れず、やむを得ず仕事を辞めたママもいます。今回の喜多アナウンサーの「子連れ出勤」は、働く意欲のあるママたちにひとつの可能性を与えてくれたのではないかと考えます。かなり特殊なケースとはいえ、子連れ出勤は可能であることが示されたのです。現に、

『設計事務所のアシスタントをやっているから、子どもは学校帰りに事務所に来るよ。で、スタッフさんや職人さんたちが誰かしら相手してくれている。恵まれた環境に感謝している』

『うちも職場に自由に子ども連れてきても許される。子どもたちも独身の部下に懐いている。ホント助かる』

子連れ出勤しているママはいます。

ママたちの子連れ出勤が今後も成功を重ねていけば、もしかしたら、いずれ日本の社会全体が子連れ出勤という働き方を受け入れていくのかもしれません。

今後、子連れ出勤に理解がある会社が少しずつでも増えて、ママたちがもっと働きやすい社会になっていくといいですね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

------------------------------------------------------------------------------------------------