名古屋市:補正予算案 待機児童対策、保育所新たに14カ所 /愛知


毎日jp
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 名古屋市は14日、民間保育所(賃貸含む)を新たに
14カ所設置するなど待機児童対策に
約11億9000万円を盛り込んだ
一般会計補正予算案を発表した。
21日開会の市議会2月定例会に提出する。

 市の待機児童数は12年4月現在1032人で、全国最多だった。
市は今年4月までに保育所を計39カ所新設するなどの
対策を打ち出しており、12年9月補正予算で
13年4月に待機児童が解消できるとみていた。

 一方で入所申込者数が年々増加していることから、
今回は新たに計1006人分の入所枠を確保する。
これにより、14年4月の時点でも
待機児童ゼロが見込めるという。
市保育企画室は「今後も待機児童ゼロ継続のために
対策をしていきたい」と話している。

 一般会計補正予算額は約234億9000万円。
国の緊急経済対策に伴い、定額給付金事業費が
盛り込まれた08年度の
2月補正(515億円)以降では最大規模となった。
車道下の空洞対策として270カ所を補修し、
120キロ分を調査する費用2億2000万円など、
道路や橋の点検・補修に力を入れる。
歳入では景気回復の影響で12年度当初に比べて
法人市民税収入が約68億9000万円増えると見込んだ。
【高木香奈】
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