宇部の乳児死亡:両親、保育施設の代表者ら告訴 /山口


毎日jp
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宇部市の認可外保育施設「のびのびルームさくらんぼ」で
昨年、生後4カ月の女児がうつぶせ寝のまま死亡した事故で、
両親が「死亡は、業務上過失致死に該当する」として
施設代表者と保育従事者を、宇部署へ告訴したことが
9日、毎日新聞の取材で分かった。

告訴したのは、宇部市に住む会社員の父(27)と母(28)。

事故は、昨年10月21日午後1時40分ごろ、
母親が施設へ女児を迎えに行くと、うつぶせ寝でぐったりしていたため、
病院へ搬送、しかし、その後、死亡が確認されたという。

訴状によると、死体検案書に、
死因は「ミルクの吸引による窒息死」とあり、
死亡推定時間も「昼ごろ」とされているため、
施設代表者らが窒息を未然に防ぐ措置を怠ったとしている。

一般的に授乳後は、吐乳による窒息を防ぐため、
ゲップを出させるなどの措置を取るという。

女児は事故当日、施設で授乳後に睡眠。
午前中、保育士は1人で0~3歳児9人を世話していたという。

父親は「いまだに子どもが亡くなった真相が分からない。
どのように授乳したのか、早く捜査してほしい」
と話している。【後藤俊介】
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