新潟県内初「子どもシェルター」開設

YOMIURI ONLINE
------------------------------------------------------------------------------------------------
 虐待などで家庭での居場所を失った子どもを受け入れる
一時保護施設「子どもシェルター」が今月、県内で初めて新潟市内にオープンした。

 運営する同市のNPO法人「子どもセンターぽると」が利用を呼びかけている。

 シェルターは、風俗産業などに取り込まれやすい少女を受け入れ、
食事や衣類などを提供する。教員や保育士などの資格を持つ女性職員らが常駐し、
一人一人に担当弁護士がついて親子関係の修復や居場所探しを手伝う。
連れ戻しによるトラブルを避けるため、場所は公表しない。

 「ぽると」理事長の足立定夫弁護士は「家に帰れない時に、
安心して泊まれるところがあると知ってほしい」と話している。

 運営には年間1300万円以上かかり、
市の補助金900万円の他は企業や個人からの会費や寄付で賄う。
シェルター利用や寄付の問い合わせは、
あおい総合法律事務所内の「ぽると」(025・211・8030、
平日午前10時~午後5時)へ。
------------------------------------------------------------------------------------------------