朝日新聞様
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すやすやと眠る0歳の赤ちゃんの近くに、名前と時刻が刻まれたノートが置いてあった。保育士が10分おきに様子をチェックし、異常がなければ○をつける。
山口市内のある保育園が備えるベッドは、職員が頻繁に行き来する通路のそばの乳児室の中にある。園の主任は「いろんな職員の目が常にあるところにベッドを置いている」と話した。
入念なチェックは、睡眠中に起こる乳幼児突然死症候群(SIDS)や、うつぶせ寝による窒息死を防ぐためだ。内閣府によると、こうした保育施設での子どもの死亡事故は、全国で毎年10件を超え、昨年も乳幼児14人が亡くなり、全治30日以上の重大なけがも含めると、399件に上っている。
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