千葉の無認可保育施設で男児死亡、「保育士足りない」と指導も


TBS News
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千葉県にある無認可保育施設で、生後11か月の男の子が昼寝をした際に嘔吐し、その後、死亡していたことが分かりました。
 千葉県によりますと、君津市の無認可保育施設「ゆいまーる」で、今年7月、当時生後11か月の男の子が昼寝の最中に布団の上で仰向けの状態で嘔吐しているのが見つかり、病院に運ばれたものの、死亡したということです。死因は今のところわかっていません。
 男の子はその日の午前に施設に預けられ、午後2時から昼寝をしていましたが、午後5時前になって保育士が男の子の異変に気付いたということです。
 当時、この施設では死亡した男の子を含め子ども2人を預かっていましたが、保育士は1人しかおらず、国が定める基準を満たしていませんでした。
 「収入の問題もありまして、人件費をかけられないという部分もありますので、維持していくためにはぎりぎりのところでやっているというのは正直あります」(保育施設の代表者)
 この施設は保育士の数が足りていないなどとして、県からこれまでに3回の指導を受けていました。県は第三者検証委員会を設置し、再発防止に努めるとしています。
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