保育園でさ湯に塩素 混入は午後3時以降の2時間か


NHK NEWS WEB様
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東京・江東区の保育園で、園児が飲んださ湯から高濃度の塩素が検出された問題で、さ湯は保育室とは別の場所で沸かし、容器に移し替えて冷ましたものを必要に応じて保育室に運び、園児に飲ませていたことが、警視庁への取材でわかりました。当日、2時間前に飲ませた時には異常はなく、警視庁は、その後塩素が混入したと見て、詳しいいきさつを調べています。
東京・江東区の区立辰巳第三保育園では、今月19日の午後5時ごろ、さ湯を飲んだ1歳の園児3人がはき出したり不快な表情を示したりしました。3人に体調不良などの問題は出ていませんが、区の保健所が調べたところ、1600ppmの高濃度の塩素が検出されたということです。

その後の警視庁の調べで、保育園では、さ湯は保育室とは別の場所でやかんで沸かし、容器に移し替えて冷ましたあと、必要に応じて保育室に運び園児に飲ませていたほか、塩素が含まれた液体は園内に複数あったことがわかりました。
当日は、午後3時ごろ容器からコップに入れて飲ませた時には異常はなく、その後の2時間で塩素が混入したとみられています。
また、これまでに説明を聞いた園の職員は、いずれも塩素の混入に思い当たることはないと話しているということで、警視庁は引き続きくわしいいきさつを調べています。
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