若手先生200人が意見交換 幼稚園教諭・保育士の合同研修会

子供たちを見守る保育士のイラスト
中国放送様
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幼児教育や保育の質を高めることを目的に、広島市内の幼稚園や保育園などで働く若手の「先生」を対象とした研修会が開かれました。

「子どもたちの明るい未来を考えようと、若い先生たちが子どもたちの将来について熱く意見交換をしています」
(秋好記者)

広島市役所で開かれた研修会には、広島市内の幼稚園や保育園、認定こども園などから採用1、2年目の教諭と保育士およそ200人が参加しました。

公立と私立の「先生」たちが共に学びあう、広島市独自の合同研修会です。

「オール広島で幼児教育・保育の質の向上に向けて研修してもらうのが狙いです」
(広島市教委 指導第一課・筒井順也課長補佐)

参加者は4、5人ずつのグループに分かれて日ごろの業務に基づいて意見交換を行い、それぞれが抱える課題や悩みを共有しました。

「業務にやっと慣れてきたところ。振り返ってみると子どもたちを丁寧に見ることができていなかったのでは。どういうことに関心を持っているのかに興味をもち、もっと丁寧に関わっていこうと思いました」
(公立保育園1年目の女性)

「ほかの園の特色を学び、交流をはかって情報交換しながら、自分の保育につなげていきたい」
(私立認定こども園1年目の男性)

広島市では、新規採用者を対象とした合同研修会を今年度もう1回予定していて、市全体の幼児教育と保育の充実を図りたいとしています。

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