2018/06/20

塗り絵の動物 動いた! 金沢・光こども園 ICT活用し幼児教育

タブレット端末を使う子供のイラスト
中日新聞様
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園児たちが描いたカラフルな生きものたちが、大画面のジャングルで動きだす。情報通信技術(ICT)を活用した幼児教育が十九日、金沢市神宮寺の「光こども園」で行われ、「面白い」「楽しい」と園児が顔を輝かせていた。(押川恵理子)

 年長児約三十人は虫や動物、植物の塗り絵をオイルパステルで仕上げ、その作品をタブレット端末に取り込んで画面に映し出した。

 水色のマフラーを巻いたパンダや色鮮やかなカブトムシなどユニークな生きものがジャングルを歩いたり、飛んだりすると、園児は見入り、歓声を上げた。「顔が三つあるお花」を描いた紙尾南翔(みなと)ちゃん(5つ)は「お花が動いて、ものを食べるのが面白かった」と話した。

 ICTを活用した教育は昨年秋に導入し、年長児が月一、二回取り組んでいる。使うプログラムは、知育アプリを手掛ける「スマートエデュケーション」(東京都品川区)が提供している。同社によるICT活用教育は、全国の認定こども園など約三百カ所が導入しているという。

 先生役を務めた同社の池谷大吾社長は「ICTは道具。動画を見る以外の使い方を集団の中で教えることで、自分の頭で考え、表現し、伝える力を育てられたら」と話した。

 二〇二〇年度からプログラミング教育が小中学校で必修化されるが、光こども園の川辺清光園長は「小学校教育の前倒しの意図はない。ICTは子どもがお絵描きしたり、話し合ったりする時に使う。子どもの創造力や、社会性などの非認知能力を活発化させたい」と話した。

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