子育て支援へ「ママサロン」 富士の団体代表ら集結

富士山のイラスト(四角)
@Sさま
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富士市の子育て支援団体の代表者でつくるグループ「ふじママサロン」が2日、初の会合を市フィランセで開いた。約10人が子育て支援にまつわる三つのテーマを取り上げ、それぞれの立場から意見を交わした。
ふじママサロンは、同市の「ふじ親子サークル ローズマリー」の代表で司会業の内野浩恵さんが発起人となり、「ハッピーはぐハート」代表の大貫薫子さん、「ハグっこ富士」代表の大竹真梨子さんと共に、1月に立ち上げた。子育て中の母親や子育て支援者の異なった視点で課題と環境の問題点などを語り合い、子育てをしやすい環境をつくることや団体間の交流促進などを目的としている。
初回は「パパママの働く環境と保育園」「富士市の子ども医療費」「子育て支援の必要性の有無」をテーマに据えた。参加者は幼児から大学生までを育てる母親らで、助産師や保育教諭など立場もさまざま。
会合では「障害児と健常児に分けると、枠から外れたグレーゾーンの子どもは行き場がない」「『子育て支援』というより『家族支援』という考え方が必要」など多様な意見が出された。
終了後、参加者は「今後も一緒に考え合う機会がほしい」「得意分野を生かして、子育てしやすい環境づくりをしたい」などと感想を語った。

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