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家族などによる虐待が原因で全国で死亡した子どもが、
1年間で49人に上ることが分かりました。
2010年3月までの1年間で発生した子どもの虐待死について、
2010年3月までの1年間で発生した子どもの虐待死について、
厚生労働省の専門委員会が調査しました。
この調査結果によりますと、
虐待が原因で死亡した子どもは全国で49人で、
前の年よりも18人減りました。
死亡した子どもの年齢については0歳児が20人と最も多く、
5歳児までの割合が全体のおよそ9割となっています。
一方、虐待した側は、実の母親がほぼ半分を占めています。
虐待死の背景には、「望まない妊娠」など
子どもを生む前から問題を抱えていることが多くみられ、
専門委員会は国などに対して、
妊娠期間など早い段階で相談できる体制を整備するよう求めています。
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