世界最悪の栄養状況の国

NHK様より
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アフリカ東部のソマリアでは、
一部の地域で幼い子どもの10人に1人が
深刻な栄養失調に陥っており、
国際赤十字委員会は、
世界最悪の栄養状況にあると指摘しています。
アフリカ東部のソマリアやケニア、それにエチオピアなどでは、
ことし3月からの雨不足によって
過去数十年で最悪の干ばつが続いており、
国連は、1100万人以上が栄養不足
生命の危機にさらされているとしています。

このうちソマリアの中南部では、
干ばつに加え、この地域で活動するイスラム過激派組織
国際社会の支援を拒否してきたことから、
最も被害が深刻になっているとみられています。

イスラム過激派組織は、先週になって各国からの支援を
受け入れる姿勢を示したということですが、
今後、国連機関などが安全を確認し、
速やかに支援を始められるのかどうか、
依然として不透明な状況です。
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