子ども達が思い思いの妖怪に変身!

@S様より
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子供の豊かな感性を育むことを目的とした
富士市のこども芸術講座「ぼくもわたしもアートする」が
23、24の両日、同市大淵の富士芸術村で開かれた。
今年は「きみもなろう!森のようかい」をテーマに、
市内の小学生約40人が思い思いの「妖怪」を作って楽しんだ。

児童は初日、ごみ袋やペットボトル、
段ボールなど身近にある物を使い、
自分が考えた妖怪の仮面や服装を制作。
24日には、同芸術村の建物内を「妖怪のすみか」として、
廊下や四つの和室を自由に飾り付けた。
暗くした室内にクモの巣のように
ビニールテープを張り巡らせたり、
腹ばいにならないと通れない通路を段ボールで作ったりと、
お化け屋敷さながらの「すみか」を完成させた。
完成後、児童が交代で妖怪役と侵入者役を体験。
暗い室内に叫び声と「妖怪」の低い声が響き渡った。

参加した原田小4年の子は、
「鬼のような妖怪の仮面を作った。
  自由に工作するのは楽しい」と笑顔を見せた。

同事業は子供たちの創造性や芸術の知識を
深めることを狙いに毎年実施し、
今年で4年目。市内の小学校教諭や
同芸術村のスタッフらが約2カ月前から企画を検討し、
当日の支援にも当たった。
児童が制作した作品は29日〜8月14日の金−日曜に、
同芸術村で展示する。
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