子供の携帯トラブル「○○○○」が最大

子供からの相談件数が大幅に増加
YOMIURI ONLINE様より
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東京都は、子供と保護者向けの
インターネット・携帯電話の相談センター
「東京こどもネット・ケータイヘルプデスク(こたエール)」を
平成21年7月から開設している。
携帯電話トラブル、ネットトラブルの相談を、
電話やメールで受けるものだ。
このヘルプデスクの平成22年度相談実績が発表された。

相談の原因となったものをまとめたのが上の円グラフだ。
携帯電話のトラブルが全体の53%と圧倒的に多く
パソコンは19%と少なめだ。
この傾向は、学年が上がるほど顕著になる。
小学生ではパソコンと携帯電話はほぼ同じだが、
中学生になって携帯電話のトラブル相談が増え、
高校生では携帯電話が全体の75%と多くなる。
学年が上がるにつれて、携帯電話への依存度が高まり
利用するシーンが増えることが原因だろう。

それによると平成22年度の相談実績は2078件
(青少年をトラブルの当事者とする相談は1356件)。
1ヶ月の平均は173件で、
前年度の平均60件よりも大幅に増えている

学年別の相談件数で、高校一年生がもっとも多く、
全体の約17%を占めている。
高校進学は携帯電話の所持率が大幅に伸びタイミングであり、
また子供の行動範囲が大きく広がることも影響しているだろう。

相談内容は多岐に渡っているが、
もっとも多いのは「架空請求」の40%。
今回の発表で目立っている内容は下記の通りだ。

・「架空請求」…40%(540件)
・「ネット上の書き込みトラブル」…10%(144件)
・「スパムメール」…8%(110件)
・「依存」…2%(31件)
・「交際」…2%(25件)

経験の少なさから
架空請求に子供がとまどうことが多いようだ
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