全国的にも珍しい 公・私立保育所同居へ

東京新聞様より
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さいたま市は四日、大宮駅西口に
二〇一三年四月開設予定の
保育・子育て複合施設の概要を発表した。
一つの建物に公立・私立の保育所が同居する
全国的にも珍しい施設で、
一時保育所や育児情報を提供する
「子育て支援センター」も併設する。

市によると、施設は鉄骨六階建て、
延べ床面積約四千五百平方メートル。
総事業費は約二十億円。
公立保育所は定員百六十五人で、
現在の市立桜木、桜木南両保育園を統合し、
ビルの四、五階に移転する。

二階には定員九十人の私立保育所が入居予定で、
市は運営法人を募集。
運営法人には午前七時~午後八時の十三時間保育や
午後十時までの預かり保育、
休日・年末保育などが義務付けられる。

保育料は公私どちらも同じ。
市幼児政策課は「私立保育所は
人件費を抑える傾向があり、
若い先生ばかりで経験不足のケースもある。
逆に公立は、私立の柔軟なカリキュラムを
学ぶ必要もある
互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、
保育所のあり方の
モデルケースになってほしい」と期待を寄せている。
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