財政難深刻、目黒区が保育料値上げへ


yomiuri online様より
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深刻な財政危機で、
2014年度末までに総額約180億円の
歳出削減を目指している東京都目黒区は11日、
認可保育園の保育料値上げなどを
盛り込んだ財政再建案を公表した。

区内には区営の保育園が20施設、
児童館が13施設あり、
民営化する施設の選定は改めて行う。
民営化による経費削減は
約1億3500万円に上るとしている。
区が運営する保育園、
児童館のうち2施設を民営化し、
これらの措置で総額約2億6500万円を
削減できるとしている。
平均的な家庭で、
保育料の値上げ幅は月に数千円に上る見込み。
さらに、学童保育クラブ
保育料を段階的に引き上げることも検討しており、
青木英二区長は「区民に理解を得られるよう、
丁寧に説明していきたい」としている。

保育園の保育料は、
利用する世帯の所得額などに応じて異なるため、
所得の高い世帯では、
値上げ幅が広がる可能性もある。
区内26か所で行っている学童保育クラブについては、
月額6000円の保育料を引き上げ、
14年度には8000円とすることも検討している。
財政再建案では、
青木区長ら特別職の報酬カットも盛り込まれ、
同区長は今年10月から、
本給と期末手当を1割、
退職手当を2割カットするとした。
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