問題行動調査:児童生徒の暴力増2641件 - 京都府


毎日jp様より

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文部科学省が4日に発表した昨年度の
児童・生徒の暴力やいじめなどの
問題行動に関する調査で、
府内の国公私立小・中・高校についての
暴力行為の発生件数は前年度より
74件多い2641件だった。
1000人あたりの件数は、9・4件で
全国ワースト3

一方、いじめの認知件数は前年度比
73件減の468件。
1000人あたり1・6件で
全国平均(5・6件)の3分の1以下だった。

府教委によると、暴力行為の増加は、
中学校数校で一部の生徒による
教師への暴力や器物損壊
多発したのが原因という。

生徒間暴力は前年度比68件減、
対人暴力も13件減った。
また、暴力行為の件数に対する
被害者の病院での治療件数割合は
18・2%で、全国で3番目に少なかった。

いじめ認知件数が減った要因としては
「アンケートや面談実施など
学校のいじめ把握に対する努力が
抑止につながった」と分析している。

また、連続30日以上欠席している
不登校の児童生徒数は、
小・中学校合計で前年度比
186人減の2249人だった。
一方、高校では146人増の1186人、
中退率は全国平均(1・7%)を下回る1・6%だった。

府教委は「都道府県ごとの調査基準が異なり、
単純比較はできないが、
府として現状を分析し、
しっかり対応していく」と話している。

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