児童虐待:通報、いつでも対応 県が「24時間ダイヤル」開設

毎日jp様より
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児童虐待に関する通報や相談を受け付ける
「子ども相談センター24時間虐待通報ダイヤル」
が県の各子ども相談センターに開設された。
県は児童虐待の防止や早期の発見・対応に
つなげたい意向だ。

24時間ダイヤルは、専門の資格があり、
県の委託を受けた民間企業がまず相談を受け、
必要に応じて児童福祉司などの
資格を持つ相談員が赴く。
相談窓口はこれまでにもあったが、
休日や深夜は留守電や守衛が応対し、
相談員が連絡し直すかたちだった。

県のまとめでは、
児童虐待の通報は08年度559件、
09年度は450件だったが、
10年度は672件と過去最多となった。
全国的にも増える傾向で、
08年度4万2664件、
09年度4万4211件、
10年度は5万5152件となっている。

県内では、保護施設への入所に
至ったのは65件とほぼ横ばいで、
助言や見守りなどの軽いケースが増えたという。
県の担当者は「深刻な状況になる前に
連絡をもらえるようにした。通報がしやすくなった上、
関心が高まっており、虐待が多くなったと
単純にはいえない」と説明している。
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