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学校で確認された子どものいじめの件数は、
昨年度、およそ７万５０００件と、４年ぶりに増加に転じ、
文部科学省は、各校がいじめに関するアンケートを
実施するなど実態の把握に努めた結果だとしています。
文部科学省によりますと、
文部科学省によりますと、
昨年度、全国の小中学校と高校で、
学校が確認したいじめの件数は７万５２９５件で、
前の年度より２５１７件、３．５％増加しました。
これは、いじめによる自殺が相次ぎ、
「本人がいじめと感じた場合は、
すべていじめと認める」といじめの定義が
大幅に見直された平成１８年度から
４年ぶりの増加となっています。
学校がいじめを確認した方法について聞くと、
最も多かったのは、
▽アンケート調査の実施で２６％、
次いで▽本人からの訴えで２３．１％、
▽担任教師が発見したのは１９．９％でした。
去年秋に群馬県などでいじめによって
自殺する子どもが相次いだことを受けて、
文部科学省は各学校に対して、
いじめの実態を把握するために、
アンケート調査の実施を強く求めていました。
文部科学省は「いじめの実態や、
兆候をつかむために
まだアンケート調査をしていない学校は、
早急に実施を求めたい」としています。
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