こどもピーマンが人気!児童の8割が「おいしい」

47NEWS
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こどもの嫌いな食べ物の代名詞ピーマン。
「タキイ種苗」(京都市)が苦味や青臭さを抑えた
新種『こどもピーマン』を開発し、
特産化に向けて栽培する農家も現れるなど人気を集めている。


『こどもピーマン』
一般的なピーマンやパプリカとは形状も味も異なり
肉厚でジューシーさを持つ、これまでにない新しいタイプのピーマン。

果実は長さ約10cm、重さ40gほどの使い切りのサイズで、
果皮はスムースでツヤのある濃緑色でキュートな果形をしている。
一般的なピーマンより細い果形は、輪切りや半分に切って調理すると、
子供のお弁当の具材にも使用しやすい。

食味については、小学生を対象に実食調査を行った結果、
81.5%の子供たちが生で食べてもおいしいと回答し、
一般的なピーマンとの相対評価でも79.6%の子供が
『こどもピーマン』の方が好きと回答した。
また、調査対象の子供の母親からは
「買いたい」という購入意向が90.7%に上り、
「苦味がなく食べやすい」「子供が喜んでおいしいと言った」
などの理由が挙げられた。

 自身もピーマン嫌いの研究員島越敏さんは
トウガラシの一種「ハラペーニョ」のうち辛くないものと、
従来のピーマンを掛け合わせるなどして、
昨年11月、発売にこぎ着けた。
年間予想売り上げを発売から半年で達成した。
今は特産化の動きも出ている。
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