明光、幼児から小学生向けアート教育を開始

ReseMom
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明光ネットワークジャパンは9月28日、
幼児から小学生を対象とするアート教育プログラム
「アブラカドゥードル・アートスタジオ for Kids」の
日本展開に関する発表会を開催。
あわせて、創設者で米国本部 Abrakadoodle, Inc.(バージニア州)
の代表であるCEO Mary Rogers氏(メアリー・ロジャース)、
社長 Rosemarie Hartnett氏(ローズマリー・ハートネット)
の来日記者会見も行われた。

◆アブラカドゥードル・アートスタジオ for Kidsとは

「アブラカドゥードル・アートスタジオ for Kids」
(以下、アブラカドゥードル)
は、2002年にアメリカで始まった20か月(1歳8か月)から
12歳までを対象とする包括的なアート教育プログラムだ。
「プログラムの目的は子どもたちの創造性を刺激すること。
イマジネーション(想像力)とクリエイティビティ(創造性)を
大切にしている」とローズマリー・ハートネット氏は説明する。

子どもたちは、アートのスキルやテクニックを学び、
自分たちのオリジナル作品を作り上げていくことで
脳全体の育成に効果があり、学業成績の向上、
社会における複雑な問題への対応能力の向上といった
成果を生み、子どもの人生にもプラスの影響があるという。

例として、Stanford Studyにおいて、
同様のアートプログラム受講者は非受講者に比べ、
学業成績で表彰を受ける確率が4倍、
リーダーシップをとる確率は3倍、
科学や数学のコンテストへの参加率は4倍、
文芸賞の受賞率は4倍といった成果が出ており、
出席状況でもよい結果が出ていることなどが紹介された。

アブラカドゥードルのカリキュラムは現在2,000を超え、
米国をはじめ中国、マレーシア、シンガポール、
インドネシアなど11か国で、これまでに
200万人の子どもが学んできたという。

◆日本での展開について

明光ネットワークジャパンではこのプログラムを
日本で展開するにあたり今年6月より、
明光義塾(個別指導塾)と明光キッズ
(学習塾+放課後クラブ)のある石神井公園教室にて
検証を開始し、2012年より本格展開するという。

国内での展開形態としては、ショッピングセンター内
スタジオと、自宅開放型スタジオ(ホームスクール)の
2形態を中心に、明光義塾、明光キッズ、
同社の提携先との連携も検討する方針だ。
2012年のスタート時には、ショッピングセンター内
スタジオにてサービスを開始し、
フランチャイズ募集・展開を行っていく。
さらに、2022年には全国で2,000スタジオ、生徒数10万人を目指す。

明光ネットワークジャパンは、個別指導塾の明光義塾、
学習塾+放課後クラブ(アフタースクール)の明光キッズ、
明光サッカースクール、難関受験・個別指導の
早稲田アカデミー個別進学塾、医学部受験の
東京医進学院を運営しており、明光義塾は
学習塾としては国内トップの2,010教室を展開するという。
これにアブラカドゥードルを加えることで、
「すべての学年層、すべての学力層に自立学習を提供し、
日本の教育全体に影響を与えることのできる企業になる」と
常務取締役は意欲を見せた。
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