学童保育が2万カ所超、待機は7400人


産経ニュース
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厚生労働省は、共働きやひとり親家庭の小学生を放課後、
校内や地域の児童館などで預かる「放課後児童クラブ」(学童保育)が
今年5月時点で昨年比615カ所増え、2万561カ所だったと発表した。
2万カ所を超えたのは初めて。
定員超過などで利用できなかった児童は7408人で4年連続の減少。
東日本大震災の影響で、岩手、福島両県の12市町村を除いた。
利用児童は1万8599人増え83万3038人。
平日の閉所時間は年々遅くなる傾向にあり、
午後6時までに閉まるのが約400カ所減ったのに対し
6時過ぎも開いているのが約1千カ所増えた。

また、今年9月までの1年間に学童保育で起きた事故は、
35都道府県の261人に上ると公表。
死亡は1人で、小学3年の男児がおやつの
アメリカンドッグを喉に詰まらせたケース。
理由別では、遊具からの転落などが75人で最も多く、
次いで球技中の事故が51人だった。
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