喬木村産マツタケ給食 「腹いっぱい」児童たちが秋の味覚堪能



信濃毎日新聞
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長野県下伊那郡喬木村で1日、
喬木第二小学校の全校児童63人が、
自分たちで採ったマツタケ
5年生が栽培したコメに炊き込んだ
まつたけご飯を味わった
今季、上田小県地方など
県内の他の産地ではマツタケの収量が伸び悩んだが、
飯田下伊那地方は例年並み。
子どもたちは、山の幸の香りに包まれた教室で
地産地消の給食を楽しんだ。

マツタケは、全校児童が10月、
学校林に指定されている村有林に出向き、
計184本を収穫した。
1日は、6年生11人が家庭科室で調理。
近くの水田で5年生が栽培したコメ30キロに
マツタケをまぜ込んだ。

給食の時間、5年生の教室では
「食べ過ぎた。腹いっぱい」と話す児童も。
男児(11)は「自分たちで作ったコメだから特においしく感じる。
地元にマツタケがあってうれしい」。

給食前には、全校児童が出席した
全体会で5年生がコメの栽培について発表。
校長は「マツタケの収穫祭ができる学校は
全国でも少ない。山の恵みに感謝して食べてください」
と呼び掛けた。
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