保育施設での死亡は0歳が最多―厚労省

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厚生労働省は1月27日、昨年1年間の
「保育施設における事故報告集計」を発表した。
それによると、同期間に保育施設で発生した
死亡事例14件の半数(7件)は0歳児で、
いずれも睡眠中に異常が見つかっていたことが
明らかになっている。


負傷事故のトップは「骨折」、室内での発生が大多数

同報告集計によると、
昨年1年間の主な保育施設に通う児童の数は
認可保育所(東日本大震災で被災した一部自治体を除く)212万2,951人、
認可外保育施設(事業所内保育施設を除く)23万8,000人。
同期間に、厚労省に報告のあった保育施設における
死亡・負傷事故は89件で、死亡はそのうち14件、負傷は75件だった。

死亡報告が最も多かったのは0歳(7件)で、
次いで1歳(5件)、2歳(2件)と低年齢層に集中していた。
死亡事例はいずれも睡眠中に異常が発見されており、
乳幼児突然死症候群(SIDS)または
SIDS疑い例がそれぞれ1件含まれていた。

一方、負傷報告は5歳の21件が
1位で次いで3歳、4歳(各14件)が続いていた。
負傷の内訳のトップは骨折で全75件のうち、
認可保育施設での発生が57件とほとんどを占めていた
保育室など室内で起こった負傷事故が61件と最も多かった。
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