子どものうつぶせ寝に注意 保育施設で死亡の8割占める


朝日新聞
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2011年に保育所などの保育施設で14人の子どもが亡くなり、
うち11人が発見時に「うつぶせ寝」の状態だったことが、
厚生労働省の調査でわかった。
死亡との因果関係は不明だが、うつぶせ寝は、
赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなる乳幼児突然死症候群(SIDS)などの
リスクを高めるとされ、同省は注意を呼びかけている。

厚労省が27日に全都道府県の報告をまとめた。
うつぶせ寝だった11人の年齢は、
0歳児が6人、1歳児が3人、2歳児が2人。
11人のうち10人は認可外の保育施設に入っていた。
子ども1人当たりに置く保育士の基準がなく、
一部の施設で配置が手薄になっていることなどが
背景にあるとみられる。

厚労省によると、「うつぶせ寝にすると泣きやむ」、
「仰向けに寝かせた後、寝返りを打ったことに気づかなかった」などの理由で、
赤ちゃんが長時間うつぶせ寝になるケースが多いという。
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