
毎日jp様
------------------------------------------------
千葉県市川市塩焼5の市川市立塩焼幼稚園に
30日、新潟県湯沢町から約70トンの雪が運び込まれた。
近くの建設会社「今建工業」の社長、
今井貞夫さん(66)からのプレゼントで、今年で20回目。
子どもたちは園庭にできた雪山の斜面を滑ったり、
雪合戦をするなどして楽しんだ。
今井さんは新潟県出身。
今井さんは新潟県出身。
かつて近くの小学校でPTAをしていた時に
「雪を見たことがない」という幼稚園児の話を聞き、
子どもたちに雪遊びをさせたいと思い立ち、
雪の提供先を探したところ、新潟県湯沢町役場が、
国道の除雪を請け負う町内の同業者「文明屋」を紹介してくれた。
今井さんは会社の従業員たちと一緒に10トントラックを運転、
今井さんは会社の従業員たちと一緒に10トントラックを運転、
往復500キロを走り雪を運び届けてきた。
多い時には10台で雪を収集したり、
暖冬のため山奥まで出かけて雪を集めた時もあった。
活動を続ける今井さんの姿に、文明屋側も積極的に協力。
できるだけきれいな雪を用意し、
昨冬はトラック2台を出して市川に駆けつけた。
今冬も今井さんらは前日の29日から新潟に向かった。
今冬も今井さんらは前日の29日から新潟に向かった。
30日午前、10トントラック3台から雪が次々と降ろされると、
園児から歓声が上がった。
今井さんは「お金も体力も厳しいが、
子どもたちが喜ぶ姿を見られるのが一番うれしい」と話す。
年少の男児(5)は「かまくらを手で掘って遊んだ」とうれしそう。
年少の男児(5)は「かまくらを手で掘って遊んだ」とうれしそう。
同園の卒園生でもある母(33)は
「私の時代はなかったのでうらやましい」と喜んでいた。
------------------------------------------------
------------------------------------------------