米国の子ども1割、アルコール依存症の親元で生活=調査


REUTERS
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[シカゴ 16日 ロイター] 
米国では、子どもの10人に1人が、
アルコール依存症の親の元で生活していることが、
16日に発表された米薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)の
調査で明らかになった。

SAMHSAは、2005―10年に全国で得られたデータを分析。
その結果、平均すると1年で、
18歳未満の人口の約10.5%にあたる子ども750万人が、
アルコール依存症の親と暮らしていることが分かった。

調査を行った研究者らは、
こういった子どもたちが親から虐待されたり、
育児放棄(ネグレクト)されたりする可能性が高まるほか、
うつ病など多くの精神的な問題を抱えるリスクも
増加すると指摘している。
また、子どもたちが将来、
アルコール依存症になるリスクも4倍高まるという。
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