災害時用PHS配備へ葛飾区小中学校などに300台


YOMIURI ONLINE
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葛飾区は、災害時に避難所となる
区立小中学校や幼稚園、保育園など約150か所に、
区の災害対策本部との緊急連絡用として
据え置き型のPHS電話機計300台を導入する。

2月初旬から順次配備し、
すでに設置済みの防災無線や災害時優先電話に加え、
通信手段の重層化を図る。
普段は各施設の業務連絡用として使用する。

PHSは、基地局が多いが、
使用されている端末数は、携帯電話や固定電話に比べて少なく、
東日本大震災時も発信規制がかからずつながりやすかった。

導入されるのは、簡易型携帯電話大手のウィルコムの「イエデンワ」。
設置工事が不要で施設内のどこでも使えるほか、
省電力に優れ、単3アルカリ電池4本で、
10時間の連続通話が可能という。
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