子どもの携帯電話にフィルタリング


YOMIURI ONLINE
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設定呼びかけのチラシ  県教委、保護者に配布へ

子どもたちを携帯電話の有害な情報から守ろうと、
県教委は大手携帯電話会社3社と連携して、
有害サイトへの接続を制限するフィルタリング(閲覧制限)機能の
設定を呼びかけるチラシ=写真=22万部を作成した。
県内すべての小・中・高校生の保護者に配布する。

警察庁が昨年2~4月に実施した調査によると、
携帯電話にこの機能を設定している県
内の中学生は77%で全国平均(67%)を上回ったが、
高校生は40%と全国平均(52%)を下回った。

このため、県教委は青少年インターネット環境整備法で
18歳未満の子どもが使う携帯電話には
設定が義務づけられていることを保護者に
理解してもらおうと作成を企画。
携帯電話会社との会議で「機能の説明をしても、
分からないと言う保護者が多い」との意見があり、
連携してチラシを作ることにしたという。

チラシには、同法の規定や、
フィルタリングで制限できる有害サイト、
県教委が昨年11月に行った小・中・高校生の
携帯電話利用調査の結果などが盛り込まれている。
県教委は「県内の各販売店でもチラシを配布してもらい、
100%の設定を目指したい」としている。
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