“子ども天狗”山道に挑戦/坂出でまつり開幕


SHIOKU NEWS
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日本八大天狗(てんぐ)に数えられ、
白峰山に住むと伝わる相模坊天狗をモチーフにした
「第22回坂出天狗まつり」(同実行委主催)が
11日、香川県坂出市高屋町の松山小学校などで始まった。
初日は青空の下、10・9キロを歩くウオークや
10種類の具が入ったうどん接待など、
「てんぐ」にちなんだイベントが繰り広げられ
大勢の家族連れらでにぎわった。12日まで。

まつりは、讃岐に流され、失意のうちに亡くなった
崇徳上皇の墓を相模坊が守った―という伝説に基づき、
1991年に始まった。

目玉のウオークは、松山小と白峯寺を結ぶ山道コースであり、
県内外から約750人が参加。
ウオーキング愛好家や、天狗にふんした子どもたちが
元気に険しい坂道に挑戦した。
また、崇徳上皇をまつる頓証寺殿(青海町)などでは、
坂出市内の児童でつくる「さかいでっこガイド隊」が
参加者に崇徳伝説を紹介した。

このほか、同校近くではニンジンやサツマイモなど
10種類の具が入った「天狗うどん」が振る舞われ、
家族連れらが長い行列をつくった。

12日は林田運動公園(林田町)に「天狗村」が開設され、
天狗うどんの接待や坂出ブランド商品の販売など
多彩なイベントを展開。
約1300人が健脚を競う天狗マラソンも行われる。
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